【売上げアップ以外にも!】店舗改装すると得られるメリット

2023.02.07

コロナウイルスや原料費・光熱費の高騰など、店舗を経営されているオーナー様にとっては受難の絶えない現在。
問題は尽きませんが、どうにか売上げは死守したいですね。
しかしオープンして数年がたつと、どのようなお店も壁や床に汚れや傷がついて見劣りし、意図せずお客様が離れていってしまっていることも。
毎日掃除を頑張っているのにひどい! と思ったかもしれませんが、見慣れてしまったことから汚れや傷が本人には見えていない可能性もあります。切り詰めてなんとかサービスを維持しようと努力しても、見た目の悪さで損をするなんていただけませんね。
もしかすると、そろそろ店舗改装のタイミングかもしれません。

今回は店舗改装するメリットと予測されるデメリット、工事期間についてご紹介いたします。
まだ改装はいいかな、と思っている方も、将来的に備えるものとして参考にしていただければ幸いです。

■店舗改装のメリット

店舗改装をすると、どのようなメリットがあるのでしょうか。

・売上げと集客のアップ
現在のお店の改善点をあげ、改装工事で修正すれば売上げと集客のアップが狙えます。
たとえば座り心地のいいソファが多いお店、落ち着く内装が自慢のお店はお客様が長居しやすい傾向があります。お客様の定着は悪いことではありませんが、反対に回転率が悪くなり、売上げが低いまま満席が続くと収益になるはずだった機会を逃してしまうでしょう。この場合は、あえて回転率を上げるためにカウンター席を増やしたり、テイクアウト専用の受渡し口をつくったり、さまざまな方法が考えられます。
また、デザインをターゲット層の趣向に合わせて変更してみるのも効果的です。
外装を新しくすることで新規顧客の獲得が見込めるでしょう。

・動線、効率性の改善
席間や陳列棚の通路が狭かったり、距離が長かったりすると、従業員のスムーズな移動が難しい状態です。余計な動線はちょっとしたことではありますが、年間で見ると大きな損失になっているかもしれません。
効率的に動ける動線を念頭に店内のレイアウトを変更すれば、回転率の上昇のほか、時間のかかっていた業務の短縮にもつながるでしょう。
ほかに、店内の注文・会計システムを新しいものに変更する、紙で残していた売上げ表をデジタルで一括管理するなど、今後の運営が楽になるIT化もおすすめです。

・メンテナンスを兼ねる
改修工事を考えるころにはさまざまな機器、建物がメンテナンスの時期を迎えています。
そのまま使い続けていると故障のほか、一時的にも営業が続けられなくなる憂き目に遭ってしまうので、点検や買い替えをしたほうがいいでしょう。
壁紙や床などは耐用年数が約10年ほどなので、これくらいの時期に差し掛かると、剥がれや汚れが目立ち始めます。ひどい場合は、これらを剥がしたときに下地がカビで真っ黒になっていることもあるので、従業員はもちろんお客様にも知らないうちに健康被害を出しているかもしれません。
ただ古臭くなってきたからという理由だけでなく、店内を健康な状態に保つ意味でも、改装工事は意義のあるものです。

・防犯性のアップ
店内のレイアウトによっては、防犯として不十分なことも。
スタッフが不正を行いやすかったり、万引き被害が起こりやすい配置になっていたりするかもしれません。
改装工事を機に店内を見通しやすくする、カーブミラーや防犯カメラを導入するなどの対策をとれるでしょう。
例として、道路に面する壁をガラス張りにすれば視線が入りやすくなり、店内の様子が分かることから万引き抑止や集客効果につながる可能性があります。

■デメリットはある?

逆に、デメリットとしてはどのようなものがあるのでしょう。

・改装中は売上げがない
改装中は営業が止まってしまうため、売上げが見込めません。
そのため、改装期間中の生活費などは事前に準備しておかないといけないでしょう。
また、働いている従業員についても事前に通知を行い、その間どうするかについてマネジメントを行う必要があります。
他店の応援として期間限定で働いてもらう、費用面において不安があるならフードデリバリー専門のバーチャルレストランに加盟し、改装中はこちらを稼働して売上げを確保するなどの対策を打てるでしょう。
また、改装目的によっては助成金や補助金を受け取れるため、忘れずに申請することをおすすめします。

・従業員には休業手当が必要
従業員に休んでもらう場合は、平均賃金の100分の60以上を休業手当として支払わなければなりません。
改装工事だと休んでもらう理由が「店側の都合」になるため、労基法第26条「使用者の責に帰すべき事由による休業」に該当するからです。
もちろん、テナントに入居している場合はテナント料も引かれていくため、予算に不安が残る場合は改装規模を見直すなどの方法を取る必要もあるでしょう。

・常連客が離れるリスク
いざリニューアルオープンをすると、よく通ってくれていた常連客が離れてしまう可能性があります。
これはお店のコンセプトや提供する商品・料理の仕様を変更すると起こりやすいでしょう。
これまでのお店のイメージを刷新しようと、さまざまなものを変えてしまうと、良くも悪くもアプローチする客層が変わります。
計画したうえでの客層変更なら問題ありませんが、とくにそのような意図がないなら、大事なお客様を失うかもしれません。
よく通ってくれるお客様は、今のお店の雰囲気や居心地の良さを気に入っているのかもしれません。内装が変わって、入ってくるお客様が変わると、身の置き場に困ってしまう、という例が考えられます。

■改装期間はどれくらいかかる?

お店の規模や工事内容にもよりますが、一般的な工期は1~2か月くらいです。
キッチンを移動させたり、内装デザインを変えたりなどの大掛かりなものになれば、期間も長くなるでしょう。とくに飲食店は設備が多く、空間づくりによって今後のが左右される可能性が高いため、3~4か月必要な場合もあります。
什器の少ないアパレルなどの小売店は、水回りやガスを引く機会が少ないため、飲食店に比べると短期間で工事が完了することも。
なお、これはあくまで改装期間なので、具体的な打合せやプランニングなどを含めると、長くて半年~1年ほどかかることもありえます。

■九州の店舗改装はARC-FELIZにご依頼ください!

ARC-FELIZ(アークフェリス)は福岡県久留米市を中心に、九州一円で店舗の改装工事を承っております。
プランニング、デザイン、店舗設計・施工まで一貫して担当していますので、お客様のご要望を反映しやすいです。
また、予算に合わせたご提案をいたしますので、費用超過の心配はございません。
さまざまな店舗、戸建て住宅の工事に携わってきた経験から、お客様に最適なプランをご提示いたしますので、「お客様を呼び込めるおしゃれな内装にしたい」など、現状思っていることをなんでもご相談ください。

まずは目安として工事費用がどれくらいになるのか、こちらのシミュレーションをお試しください。

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■まとめ

今回の記事のポイントはこちらです。

・店舗改装は売上げ・集客アップによる効果のほか、効率性の改善、メンテナンス、防犯性のアップなどマイナスを防げるメリットがある。
・デメリットとして改装中はさまざまな費用が発生し、綿密な計画を練らないと、既存顧客を手離してしまうリスクがある。
・改装期間はお店の形態や設備によってさまざまだが、どちらにしても計画から完了するまでは長期に渡る。

店舗改装には準備が欠かせません。
その点に注意して、計画することをおすすめします。

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